西洋医学では
病気とは、どこかに局所的な問題があると考えます。
つまり、どこかしらのパーツに故障や異常があると考え、
それを特定し、異常のある部分を切ったり、貼ったり、
縫い付けたり。または薬で抑えたりといった、
単純明快な医学思想を持っています。
一方、東洋医学では
どんな病気も、全身的な問題としてとらえます。
一見、部分的に見える病気や症状も、身体の根本である
五臓六腑の不調和（アンバランス）から心身の変調が
生じると考えているのです。
つまり、表面的に現れている症状に惑わされることなく、
そもそもの 原因は五臓六腑のアンバランスによるものと考え、
身体の根本を整えることで自然治癒力を引きだし、
病気に打ち勝てるような状態に整えていくという医学思想なのです。
身体の異常をハッキリ特定でき、
アプローチできる場合には西洋医学が強みを発揮しますが、
原因を特定しにくい、あるいはアプローチしにくい場合には
西洋医学では治療しきれないといったこともあるのが、現実です｡｡｡
こういう分かりにくい、
治しようのない病気・症状に対しても
東洋医学は強みを発揮します。
西洋医学では考えてもみなかったような、
これまでとは違う治療をあなたにご提供できるのです。
そこに東洋医学の可能性があるのです。
『検査をいろいろしたけれど、異常は見付からない･･･』
『だけど、実際に辛い症状がある･･･』
いわゆる不定愁訴とよばれるようなものや自律神経失調症、
○○症候群といった訳の分からない病気。
また、
『電気を当てている。薬ももらっている。』
『だけど、あまり改善しない･･･』
こういった症状。
このように
西洋医学では行き詰まった、つらい病気や症状に対しても
東洋医学なら良くなれる可能性があります。
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