早寝遅起き
冬の養生法はまだまだあります。
動物で言えば、 冬は冬眠する季節です。
また、 冬を一日の中で置き換えれば、 夜中に当たります。
つまり、 人間の場合、冬眠する訳にはいきませんが、 一日の中で冬に当たる夜に しっかり寝ることが大切 なんです。
これはどの季節についても言えることですが、 お日様と共に生活する。 これが大切。
お日様が早くから昇って、ゆっくり沈む夏には 早く目を覚まして、やや遅めに眠るのが 身体にいいですし、
お日様がゆっくり昇って、早く沈む冬には ゆっくり起きて、早く寝る。
こういうふうに、 お日様に合わせて寝起きすることが 身体にとっては健康的なんです。
会社勤めの方などでは 就業時間や終業時間ってのがありますから、 思い通りにいかないこともあるかとは思います。
とくに朝は夏でも冬でも 同じ時間に起きなきゃいけないとは思います。
理想通りにできないまでも、 こういうことを知って、 健康になりたければ、 なるべくこれに近づける努力はしていただきたい。
そうして、 冬は日照時間が短いですから、 お日様に当たる時間がどうしても短くなります。
ですから、 少しでも たくさんお日様に当たる ようにしてください。
縁側でお茶をすすりながら、 ひなたぼっこするようなイメージで 首の付け根辺りを温めるように してください。
ひなたぼっこをすれば 気持ちがいいのは当たり前なんですが、 首根っこから肩胛骨の下辺りまでは 東洋医学的にも 『風●●』という名の付くツボがたくさんあります。
ここのめぐりを良くしてあげると、 カゼをひきやすくなります。
逆に この辺りを冷やしてしまうと、 この辺りからカゼが入ってしまいます。
ですから、 ひなたぼっこで温めるとともに、 スカーフやマフラーなどで この辺りを防寒してやると、 カゼもひきにくくなりますよ。
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