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産前・産後の養生

 

 

 妊娠している時や授乳期間中の

 薬の服用はどうしても心配になりますよね。

 

 お医者さんもその辺は心得ていらっしゃるので、

 病院を受診したときに

 あなたがそのことをキチンと伝えれば、

 お腹の赤ちゃんや授乳中のお子さんに

 問題のないクスリを出してくださるとは思います。

 

 そういう点では

 極端にクスリを恐れる必要はないのですが、

 『それでもやっぱり・・・』

 というのが、人情でもあります。

 

 

 こういった時に、

 お母さんはもちろん、

 お腹の中の赤ちゃんにも授乳中のお子さんにも

 優しくて、安心な『はり・きゅう治療』はオススメ です。

 

 

 ただし、

 産後は血を消耗して、不足している状態で

 おきゅうをすることでのぼせやすくなるので、

 産後のおきゅうは基本的にはしてはいけません。

 

 

 また、はりやおきゅうが

 『カゼや内科的な病気にに効くとは思ってもなかった・・・』

 とよく聞きますが、

 はりやおきゅうは内科的な病気にも効果があります。

 

 

 

 

 ここからは産前・産後の

 東洋医学的な過ごし方をお話します。

 

 出産前は

 お腹の張りには注意しなければいけませんが、

 どんどん歩くように してください。

 

 歩くことで身体のめぐりも良くなりますし、

 産むための機能が強化されて、お産が非常に楽になります。

 

 お医者さんから

 動くことを禁止されていない方は

 お腹の張りに気を付けながら、

 意識的に歩くようにしてください。

 

 

 

 また、

 産後は出産で血を消耗し、

 授乳で血を使いと、

 血の消耗が激しい ので、

 血をたくさん使う

 『目』をなるべく休ませて あげてください。

 

 

 現代では、

 パソコンや携帯電話、雑誌にテレビと

 目を酷使する場面がたくさんあります。

 

 産後は里帰りして

 親に甘えてという方もいらっしゃると思いますが、

 そうすると、赤ちゃんのお世話以外は

 暇でついつい携帯を・・・

 なんてことになりがちです。

 

 

 なるべく、

 目を使わないように気を付けてください!

 

 

 お母さんは

 なるべくゆっくりして

 少しでも早く血の消耗を回復させる ことが

 なによりの産後の養生です。

 

 血の回復が遅れると、

 お乳の出が悪くなったり、

 憂鬱になりやすくなって、

 マタニティー・ブルーや産後うつに

 なりやすいものです。

 

 

 また、

 いろいろ気を使ってテキパキ動くのも

 血を消耗しますので、

 可能ならば、周りの人に甘えて

 産後1ヶ月くらいはなるべくゆっくり してください。

 

 ここはいよいよ

 パートナーである男性の出番です。

 

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