不妊治療の前に大切なこと
はり・きゅう治療での 不妊治療に力を入れている当院ですが、 洋の東西を問わず、 不妊治療以前に大切なことがあります。
菊一堂鍼灸院としてはそれを知っていて欲しい。
それは 妊娠・出産には年齢的な壁がある。 ということ。
時代は進んで 女性の社会進出が進んでいます。
女性の社会進出に対して どうのこうの言うつもりはありません。
ですが、 女性の社会進出とともに 晩婚化が進み、 晩婚化が進めば、 必然的に 晩産化が進んでいます。
高齢出産はいろいろとリスクがありますが、 高齢でも無事に妊娠・出産される方はいらっしゃいますし、 今回の話はそこの部分の話ではありません。
今回、言いたいのは 30代も後半になってくると、 年齢とともに子宮や卵巣の機能が確実に落ちて 年齢とともに妊娠・出産自体が厳しくなる。 ことです。
現在では、 若いうちに卵子を採取し、 凍結保存して将来に備えるという方法も 普及してきているようですが、
高齢が原因の不妊は 卵子のエイジングだけが問題ではありません。
卵子は若くても 女性ホルモンを分泌する卵巣や 赤ちゃんを育む子宮そのものにも エイジングの問題がある訳です。
妊娠・出産を望まない方に 押し付けるつもりはありません。
ただ、 『こどもが欲しい』という想いがあるならば、 不妊治療をするずっと以前から大切なことがある。
そういうことも頭の片隅に置いておいて欲しいんです。
|
Copyright ©2011-2024 Kikuichi-do. All rights reserved プライバシーポリシー