朝食を食べていますか?
もうずいぶん前から 朝食を食べることの効用が言われています。
たとえば、 『朝食を抜くこどもは切れやすい。』 『朝食を食べると、成績が上がった。』などなど。
なぜ、朝食を食べた方がいいのか? あなたは理解していますか?
日本人の平均睡眠時間が7時間とされます。
大人でも6時間くらいの睡眠時間は 取っているんじゃないでしょうか?
夕食の時間が だいたい18:00〜20:00くらいの間だとして 起床時間が6:00〜7:00くらい。
朝食の時間になると やはり6:00〜8:00くらいの間でしょうかね。
そうすると、少なく見積もっても 夕食から朝食まで10時間くらいの間が空きます。
1食分の消化にかかる時間が だいたい4〜5時間かかると言われます。
つまり、 朝、起きたときに 身体は飢餓状態に陥っている。
それで、 朝食を抜いたとして昼食の時間が12時前後とすると、 前の晩の夕食から昼食までさらに4〜5時間、 合わせて14〜15時間も飢餓状態が続く訳です。
もうお分かりでしょうか? これだけ長い間、飢餓状態が続くと、 頭も身体も働く訳がありません。
仕事や勉強で集中力も続かないので、 ミスが増え、知識も頭に入ってきません。
それでは業績も学業の成績も 上がる訳がありませんよね。
さらに、 食事を食べると、それを消化するときに 体温が上がります。
これが 朝の寝ぼけた身体を起こしてくれるんです。
つまり、 朝食を食べない人の身体は 午前中は寝ているも同然。
身体はなんとなくだるいし、 身体が寝ていれば、頭も働きません。
このように、 朝食を食べるか食べないかで 人生が楽しめるか楽しめないかに 大きく関わってきます。
朝から食べられない・・・ これはあなたの生活が間違っている。
前の晩、遅くまで起きていて ついつい何かを食べてしまっている。
夜勤ならまだしも 日勤の方が20時を過ぎてから夕食というのも 何かおかしい話なんです。
仕事が忙しい方もいらっしゃるでしょうが、 それでも、仕事の合間に時間を見つけて おにぎり一つでも口にしておく。
そうして、 家に帰ってからは軽い食事にする。
こうするだけで 定時後の仕事もはかどりますし、 翌朝も朝食が食べられるはず。
あぁだ、こうだと理由を付けるのは勝手です。
でも、 人間の身体、 つまり、あなたの身体自身にはウソを付けない。
ダマされたと思って、 あなたの食事を見直してみてください。
それだけで いろんなことが変わるはず。
もしかすると、 それだけで人生の何かが変わるかもしれない。
それくらい、 朝食は大切なもの なんです。
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