朝食に何を食べたらいいのか?
前回、朝食の効用をお話しさせていただきました。
結論から言えば、 朝食を食べるか、食べないかで あなたの人生が変わるかもしれない。 そんな話をしました。
では、 朝食に何を食べるべきか?
『朝から重たいものは食べられない・・・』
こうおっしゃって 朝食はトーストにバターを塗って あとはコーヒーだけ。
そういう方がたくさんいらっしゃいます。
トーストにバター。 これが『軽い』んでしょうか?
食パンの原料は 小麦粉に砂糖に塩、それにバターなどです。
軽いですか?
東洋医学的には 日本人の朝食には ご飯とみそ汁が正解だと思っています。
ご飯に 脂肪分はほとんど入っていません。
みそ汁は具によりますが、 脂肪分のない具材でも十分美味しいですよね。
さて、 トーストにバターとご飯にみそ汁。
どちらが軽いでしょうか?
前回もお話した通り、 起床時には身体は飢餓状態に陥っています。
ここで何より補給すべきは糖質。 つまり、炭水化物です。
その意味において 小麦粉もご飯も糖質ですが、 日本人にはやはりご飯が向いていると思います。
今回、詳しくはお話しませんが、 長い歴史の中で日本人の身体にはお米がよく似合う。
さらに、 食事を食べると消化するときに熱が出てきて、 朝の寝ぼけた身体を起こしてくれるという話をしました。
その点において 向いている食材がタンパク質。
みそ汁のミソの原料は何でしょう?
大豆ですよね。
『大豆は畑の肉』なんて言われます。 つまり、 ミソはタンパク質のかたまりのようなものだし、 さらに発酵する過程で より身体にスムーズに取り込みやすい形になっています。
ご飯にみそ汁。 非常に理にかなった朝食なんです。
食感からか 確かにトーストにバター、コーヒーの方が 軽いような気がします。
でも、慣れてしまえば、 ご飯にみそ汁は決して重くない。
さらに、 みそ汁の具次第で栄養のバランスを どうにでもコントロールできます。
余裕があれば、 これにタマゴや納豆、ハム、焼き魚に野菜。
これらを足していけば、 栄養バランスはさらによくなります。
そこまでは望まなくても、ごはん に みそ汁。
これだけで あなたの午前中が劇的に変わるかもしれない。
どうでしょう? 朝ご飯を食べるようにしてみませんか?
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