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突然、病気になるの?

 

 

 このブログを

 お読みいただいているあなたも

 これまでに

 カゼくらいはひいたことがあるでしょう。

 

 もしかしたら、

 もっと大きな病気を

 患われたこともあるかもしれませんね。

 

 

 ところで、

 その病気、いつからでしたか?

 

 

 

 たとえば、

 カゼを例に取ってみましょうか。

 

 そういえば、

 あなたは昨日の朝から

 なんとなく身体がだるかった。

 

 それで、

 今朝目が覚めたら高熱が出ていて

 起きるのもしんどくなっていました。

 

 

 それで、

 病院へ行く訳ですが、

 

 お医者さんに状況を話したら

 インフルエンザの検査をしてみることになりました。

 

 数十分後、検査の結果が出て

 晴れて、インフルエンザが陽性でした。

 

 

 

 さて、

 今、挙げた例は

 よくあるパターンだと思います。

 

 

 では、最初に戻って。。。

 

 あなたはいつカゼをひいたんでしょうか?

 

 

 今朝、

 起きて高い熱が出たときからでしょうか?

 

 それとも、

 昨日の朝のだるかったときからでしょうか?

 

 はたまた、

 病院で検査して陽性が出たときですかね?

 

 

 

 多くの方は

 昨日の朝のだるかった時。

 そうお答えになるんじゃないでしょうか?

 

 でも、

 その答もおそらくは違うでしょう。

 

 

 きっと、

 その前日かもっと前から

 病気になり始めていたんじゃないかと思います。

 

 

 

 こんなふうに、

 カゼ、ひとつ例に取ってみても

 お分かりのように、

 

 病気っていつから病気だったとか

 非常に分かりづらいものですし、

 ヒトは突然、病気になる訳じゃない んです。

 

 

 

 例えば、これが“ガン”だったとしましょう。

 

 定期的な健康診断で

 精密検査が必要と言われ、

 大きな病院で精密検査をした。

 

 2週間後、検査結果が出て

 『あなたはガンでした・・・』と

 お医者さんに告げられた。。。

 

 

 ガンになったのは

 今日や昨日のことではないハズです。

 

 おそらくは

 もう数ヶ月前から

 ガンになりかけていたハズです。

 

 

 

 病気というものは

 こういったものなのです。

 

 それなのに、

 『昨日まで自分は元気だったのに

  なんで突然、ガンなんて言われるの・・・』

 そういう気持ちになられます。

 

 

 気持ちは分かります。

 昨日まで自覚症状なんてなかったんですから。

 

 でも、

 身体の中では確実に

 病気が進行していた訳です。

 

 

 

 現代の人間は

 仕事や生活に追われて忙しいせいか、

 自分の身体に対する感覚が非常に鈍っています。

 

 それで、

 小さな変化を見過ごしてしまったり、

 見て見ぬフリを決め込んでいたりします。。。

 

 非常に残念な話です。

 

 

 

 東洋医学 には

 未病治 という言葉があります。

 

 『未だ病まざるを治す』と読みます。

 

 

 つまり、

 『まだ病気とは言えないような状態で

  病気にならないように治す』

 という意味です。

 

 

 こんなことが本当にできるのか?

 できるんです。

 

 

 というのは、

 本物の東洋医学というのは

 

 “病気”そのものを見ているのではなく、

 身体の中で何が起きているのか?

 そのアンバランスさを診断して

 

 その診断結果から原因を探り出し、

 根本的な原因にアプローチして

 アンバランスを整えようとする医学だからです。

 

 

 要するに、

 定期的に身体を診させていただいていると、

 病気になり始めたところで

 身体の変調が分かるのです。

 

 非常に初期の内に

 治療を始められる訳ですから、

 

 病気を叩くことも

 比較的簡単になります。

 

 

 

 西洋医学とは考え方、

 アプローチの仕方があまりに違うので、

 面食らってしまうかもしれません。

 

 

 でも、

 考え方、アプローチの仕方が違うからこそ、

 

 西洋医学にはない

 強みを発揮できる訳です。

 

 

 それは

 西洋医学を否定する意味ではなく、

 

 患者さんからしてみれば、

 選択肢の幅を持てるということを意味しています。

 

 

 ですから、

 東洋医学を不思議な医学で

 近づきにくいと考えるのではなく、

 

 あなたの選択肢のひとつに

 加えていただきたいのです。

 

 

 

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