期待がプレッシャーに・・・
不妊治療だけではなく 様々な疾患にも共通することなんですが、
過度の期待がプレッシャーになることが けっこうあります。
そうして、 そのプレッシャーに押し潰されそうになって 負のスパイラルに巻き込まれることって よくある話なんです。
病気とは関係ないところで みなさんもご経験があるかもしれませんよね。
では、 そういうときにどうすればいいのか?
不妊治療は 治療途中でも様々な不安や悩みを抱えがちです。
時として 親御さんや友人からの 『子どもはどうなの?』なんていう
聞いている側からしてみれば、 何の悪気もない言葉掛けひとつが ご本人には相当なプレッシャーになることもある。
それがいら立ちに繋がったり、 東洋医学的に言う気滞を招いてしまって 治療がうまくいかなくなるということもあります。
気滞とは 字の如く、『気が滞る』ことなんですが、
気滞が起こると 子宮へのめぐりも悪くなり 治療が滞ることも多いのです。
まさに 期待 が 気滞 を招く訳です。
巧いこと言ってる場合じゃありません。
こういうとき、 あなたの中では何が起こっているのか?
焦れば焦るほど、 問題と自己が一体化してしまって 自分自身が問題に巻き込まれた状態になっています。
そうして 冷静な判断が下せなくなっているのです。
大切なのは 問題と上手に距離を取ること。
周りからの声は 『とりあえず気にせず、 今やるべきことをとりあえずやってみる』 などといった感じで、
問題の渦から 自己を切り離して 客観的に問題を眺めるようにする ことです。
口で言うのは簡単で 実践しようとするとなかなか難しいものです。
そのために 我々、治療家がいる訳です。
我々は常にあなたの側に立つ人間です。
あなたの想いを伝えてください。 苦しみや悲しみ、いら立ちなんでも構いません。
それを吐き出すことで 事態が好転することも多々あります。
いっしょに目の前の問題に立ち向かいましょう。
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