東洋医学的な食事
お宅の食事。 どんな食事が食卓に並んでいるでしょうか?
東洋医学的 に 食事を考えてみると、 食事 とは 生命力を移す 行為だと考えています。
これは いったいどういうことかというと、 食事の食材から 生命力をいただく といった意味合いです。
であるならば、 日々の食事で 生命力のあるものを食べる べきですよね。
『生命力のあるもの』とは・・・
まず、 お日さまをたっぷり浴びて育った 季節のもの ということになります。
そうして、 なるべく自然なものの方が 生命力を宿しています。
完全無農薬で 肥料をまったく使わないものが 確かにベストではありますが、 それを今の時代に望むのは難しい・・・
ですから、 できればということですが、 無農薬栽培 < 有機栽培 < 自然栽培 という順で生命力は強いです。
そうして、 収穫してから なるべく時間をおかない方が 生命力は活き活きとしています。
つまり、 その土地のモノ が手に入れば 言うことありません。
また、 現在の栽培品種はF1と言って 1代品種に加工されていて、 収穫した種を畑に蒔いても 作物はできないのですが、
なるべく、 収穫した種から また作物が育つ種のあるもの が望ましい。
そうして、 調理に関しても なるべく 生きたまんまを食べる。
その方が ありのままの生命力をいただけます。
調理するときは なるべくシンプル に。
とは言え、 手をかけて調理することで 美味しくなるというのも 人間が長い時間で築き上げてきた文化。
ケース・バイ・ケースで 生のままいただいたり、 調理していただいたり。
そこは 作るヒトのさじ加減でもいいでしょう。
そうして、 なによりも大切なのが 作るヒトの『こころ』。
『美味しいものを食べさせたい』 『栄養のあるものを食べさせたい』
そういう気持ちが なによりの調味料になりますし、 食材自体の生命力を何倍にも膨らませてくれます。
現代では 簡単で便利な食品もたくさん売っていますが、 作るヒトが 食べる人を想って手をかける。
それが なによりも大切です。
また、 食事をいただく方も 用意してくれた食事に 真剣に向き合って味わう。
そうすることで 明日からの生命力が変わってくるハズです。
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