母乳育児を考える
よくある議論なんですが、 赤ちゃんを育てるのに 母乳育児 が最高かどうか? というお話。
いろいろな説がありますし 世代によっても考え方が違ったり。
ひと昔前に比べれば 人工乳、いわゆるミルクも 成分的には ずいぶん母乳に近づいているとは思います。
それでも、 個人的な見解を言わさせてもらうと、
人間である以上、 母乳育児が最高 であると考えています。
もちろん、 社会的な理由や 母乳が出にくいなど身体的な理由 その他さまざまな理由がありますから、
ミルクで育ててらっしゃる方を 批判するつもりはありません。
それでも 母乳育児をオススメする理由として、
あくまで 経験的推測ですが、
人間はこれまで何千年、 いや何万年という長い間、
お母さんの母乳で 子どもを育ててきた歴史があります。
それだけでも 十分な理由になるんじゃないでしょうか。
さらに、 先ほども言いましたが ミルクの方もよう科学されて 成分的には素晴らしいものに なっているとは思いますが、
やはり お母さんの母乳には いつまで経ってもかなう訳がないと思うんです。
たとえば、 母乳というものは お母さんの食べるもので味は変わります。
体調によっても。
これって 赤ちゃん側からしてみれば 毎日、いろんな味を味わう訳です。
こういう経験は 味覚の広がりにつながるかもしれない。
さらに、 母乳中の成分も 当然、微妙に変わっている訳です。
これは 赤ちゃんにとって必要な栄養を お母さんの側で 微妙に調節しているのかもしれない。
そういった さまざまな経験が 赤ちゃんにとっても有益でしょうし、
我が子に母乳をあげることで 母体にも好影響があることは これまでの研究でも分かっています。
もちろん、 様々な理由がありますので、
『絶対に!』とは 言い切りませんが、
親側の都合だけなら なるべく頑張って欲しいな・・・ と 思う訳です。
『出が悪い・・・』という問題ならば はりやおきゅう、漢方薬の力で なんとかなることも多いので、
そういった方は 諦めずにご相談くださればと思います。
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