筋トレで長寿を目指す!
厚生労働省が定めている 『日本人の食事摂取基準』 というものをご存知でしょうか?
各年代別に必要な 総エネルギー量や タンパク質、脂質、糖質、 ビタミンやミネラルなどの目安を示してくれています。
年代別とは言っても 身長も体重もみなさんバラバラですから、
ひとつの基準として 各年代で望ましい体格指数『BMI』を設定して 計算しているんですが、
高齢者になると このBMI20.0以下の
いわゆる 栄養不良 に当てはまる方が 実は 2割 もいらっしゃるんです。。。
その主な理由は タンパク質 の摂取量が少ないためなんです。
タンパク質は 筋肉 を構成する大切な栄養素。
つまり、 タンパク質 の摂取量が 減る ということは 筋肉の量 も 減る ことになります。
となると、 高齢者にとって大切なことは
タンパク質 を食べる量を もっと増やして、 筋トレ なんかで 筋肉の量 を 増やす こと。
なぜならば、 筋肉の量が少なければ、
足腰が弱ってしまって 転倒事故を起こしやすくなります。
転倒事故を起こして 大腿骨の骨頭部の骨折を起こせば 寝たきりになり、
寝たきりになれば 容易に認知症(ちほう)に陥ります。。。
俗な言い方をすれば、 楽しくない、 ただ生きているだけの生き方 を 強いられることになります。
極端な話に聞こえるかもしれませんが、 これは医療の現場では普通に起こっている現実です。。。
さらに、 筋トレ の効果は 何歳になっても望める ものです。
鍛えれば鍛えただけ、 何歳になっても身体は反応してくれます。
実際、 様々な自治体で 高齢者の筋トレに取り組んでおり、
そういった自治体では 確実に成果が上がっています。
東洋医学的 にみても 下半身がしっかりしていれば、
年齢を重ねて 昇りやすくなった血を 下半身に引きつけておくことが出来ます。
認知症は 頭に血が上った状態が長く続くと 頭が常に熱せられて 脳が疲弊してしまうことが原因なのですが、
下半身に筋肉を付けて その下半身に血を引きつけておけば 認知症にもなりにくくなるのです。
もちろん、 スポーツ選手が行うように 筋トレをしていてはケガをしてしまうので、
高齢者に合った 方法というものがあります。
ケガをしない きちんとしたやり方をしることが大切です。
そういったアドバイスも させていただきますので、 いつでもお気軽にご相談いただければと思います。
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