病み上がりこそおかゆは・・・
もう少しすれば梅雨が明けてきて、 グッと暑くなってくる季節ですね。。。
身体が慣れてない中で いっきに蒸し暑さが増してきますから 体調も崩しやすい季節でもあります。
体調管理に 十二分に配慮してくださいね。
さて こういう季節になりますと どうしてもエアコンを使うことになるでしょう。
『使うな』とは言いませんけど、 使う時は上手に使いましょうね。
エアコンをかけ始めのこの季節は エアコンのせいでカゼをひいたりしやすいですから。。。
こういったタイプのカゼは 身体の表面を冷やしてしまって 中に熱がこもりやすくなります。
また、 お腹まで冷やしてしまうと 下痢をしたりもします。
そうすると 案外に体力を消耗するもの。
そうして けっこう高めの熱が出るもの。
こうなってくると 熱があるうちはなかなか食べる気にならなくなったり。
さらに 回復後もなかなか食欲が戻らなかったり。。。
これから暑い季節、 体力が戻らないのはなかなかしんどいものです・・・
そこで、 ちょっとでも食べられるようになったら おかゆ でもと思われる方は多いでしょう。
しかし、 そこに 落とし穴がある 場合があります。
えっ!? カゼにはおかゆでしょ? と、思われる方も多いと思います。
でも、 そこが落とし穴になる場合があるんです。
というのは、 胃腸に負担をかけてしまう から・・・
おかゆが 胃腸に負担なんて信じられないですか?
なんでか?
それはおかゆって ズルズルすするように食べてはいませんか?
ロクに嚙まずに飲み込んではいませんか?
そこなんです。
おかゆと言っても 米粒が残っているような状態であれば、 しっかり嚙まない と 胃腸に負担をかけてしまいます。
病院の術後の回復食で出る おもゆくらいドロドロで米粒がないようなものなら それでも胃腸への負担は少ないでしょう。
でも 家で作るおかゆを そこまで煮込む人は少ないハズです。
しかも、 嚙む時に口を動かすことで 胃腸にスイッチが入って消化が始まるのに
飲み込んだのでは 胃腸にスイッチが入らないまま 食べたものが胃腸に落ちていくのです。
そうすると 消化は始まらないし、 病後で胃腸が疲れている訳ですから 胃腸にとってはけっこうな負担になります・・・
似たような理由で うどん も胃腸に負担がかかります。
そんなときこそ 白い米粒をしっかり噛んで
口の中で それこそおかゆにするくらいのイメージで 食べる方が胃腸には優しいのです。
病み上がり は 胃腸に負担をかけない ことが いち早い回復につながります。
まずは カゼをひかないこと。
それでも ひいていしまった時には 今日のお話をご参考にしていただければ。
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