れんこん
今年の夏から秋にかけて 台風の影響などで野菜が高騰してますね・・・
それも少しずつ落ち着いてきて 旬の野菜の種類も変わって来つつあります。
これからの季節、 野菜の主力は 根菜類 になってきます。
根菜類、 土の中に出来る野菜 は 身体を温めて くれます。
これからの季節には もってこいの主力選手になんですよ。
今日、ご紹介するのは そういった根菜類の中でも 特に 色白 な れんこん。
東洋医学 では、 青色 の食べ物は 肝臓 に効くとか、 赤色 の食べ物は 心臓 に効くかと、 色と五臓六腑の関係を言ったりすることもあります。
色白 な れんこん は 肺 に効きめがあります。
肺に効くというのは、 この時期、乾燥しがちな 肺 を 潤してくれる ということになります。
秋〜冬にかけては 空気が乾燥して気管支とか肺とか 呼吸器系統が乾燥して これらの病気が増えてきます。
こういった呼吸器系統の乾燥を 防いでくれるのがれんこんなのです。
現代科学的に言ぅと、 切った時に糸を引きますよね、 あれがムチンというタンパク質なんですが、
ムチンが 粘膜の修復を促進してくれて 呼吸器系統に効くということになりますが、
昔の人は そんなことを知ってか知らずか、 経験的に 白色 は 肺に効く と 言っているのですから、すごいものです。
こんなふうに 昔の人が言っていることには
迷信のようであって 実は非常に賢い生活の知恵が含まれている。
そういったことがたくさんあります。
また、 そういった生活の知恵は 東洋医学を発端にしていることも多い。
科学的データに 目を奪われがちな昨今の我々ですが、
昔の人の言っていたことを 今一度、思い返してみて 自身の生活に落とし込んでみることも 大切なことかもしれませんね。
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