眠りの質とボケの関係
寝付きが悪い・・・ 寝起きが悪い・・・ 夜中に夢を見てグッスリ眠った感じがない・・・ 朝早く目が覚める・・・ いったん起きたら寝られない・・・
『寝られない』とひとことで言っても、 実に様々な症状があって、 そのつらさも様々で・・・
東洋医学的 には いろいろな原因を考えて 人それぞれに合わせて 治療方針は変わっていくんですが、
西洋医学では 一律に『睡眠薬』が処方されますよね。
ところで、 こんな話をご存知でしょうか?
睡眠時無呼吸のある人や 熟睡時間(除波睡眠)の短い人は 脳の変化を起こしやすい。 Neurologyより抜粋
睡眠中に血中酸素濃度が低くなる時間が長いほど 脳の損傷を受けやすくなるし、
熟睡時間が短い人ほど 脳細胞が欠落しやすくなることが分かったそうです。
つまり、 睡眠の質が低下すると ボケやすくなりやすい 傾向がある ということです。
大変な話です・・・
最近は、 仕事でのストレスなのか、 家庭でのストレスなのか、
寝にくくなっている人が 非常にたくさんおられます。
となると、
これから先、 ボケる高齢者がどんどん増えてくる可能性が 大いにあるということですよね。
なんとしてでも 睡眠の質を上げて いかんといけません・・・
ということで、 東洋医学での治療がお役に立てるという 宣伝をするところなんですが、
実は、 それよりも前に 最近の 生活環境 を考え直して欲しいのです。
近年は、 仕事でも日常生活でも
頭を使う割には 身体を使うことが少なく、
頭の方の 精神的な疲れ と 身体の方の 肉体的な疲れ との バランスが取れてないのです。
心 と 身体 とが アンバランス なんです・・・
ただ、 知的労働を減らすことは 実質的に難しいことが多く、
身体をもっと使う ようにする方が 現実的だと思うんです。
駅のエスカレータや 会社のエレベーターを止めて、 階段を使うようにしてみませんか。
車や公共交通機関の ドア・ツー・ドアの移動を止めて 自転車や歩きで移動してみませんか。
近所の買い物なら 歩いてみたりね。
こういう小さな積み重ねで 毎日、少しずつ身体を動かしていく。
そうすることで 睡眠の質が上がってくるのです。
それでもなかなか・・・ という方は 何かしらの治療を考えるべきかもしれません。
そういった時に 心と身体のバランスを取るのに 東洋医学がお役に立てます。
お悩みの方は いつでもお気軽にご相談ください。
|
Copyright ©2011-2024 Kikuichi-do. All rights reserved プライバシーポリシー