体外受精の妊娠率

　少し古い話で

　申し訳ないのですが･･･

　2013年当時、

　35歳以上で出産される

　いわゆる 高齢出産 で

　生まれる子どもの割合は全国で 4人に1人。

　何らかの形で

　不妊治療を受けたことがあるカップルは

　6組に1組 だったそうです。

　全国で誕生する

　赤ちゃんの 36人に1人 は、

　体外受精で妊娠した子どもだそうです。

　これが

　現在の日本の妊娠・出産の現状で、

　非常にたくさんの方が不妊に悩んでらっしゃる･･･

　そんな中、

　体外受精の妊娠率ってのは

　31歳 までは

　1回あたり 20% 程度で、

　そこから

　だんだんと下がり始めて

　37歳 では

　1回あたり 14.2%、

　40歳 では

　1回あたり 7.7%、

　45歳 になると

　1回あたり 0.6% ･･･

　この数字を見て

　ご自身の年齢と重ね

　絶望感を抱く方も多いかもしれませんが、

　注目していただきたいのは

　31歳まで でも 20% という数字。

　5回に4回 は

　妊娠に至らない･･･ という現実なんです。

　もちろん

　45歳の0.6%という数字から見ると

　ものすごく大きな数字に見えますが、

　そもそも

　確率論的には

　けっして高くない確率に

　チャレンジしているんだ という事実。

　ですから、

　体外受精で成功に至らなくても

　そこまで 落ち込む必要はない でしょうし、

　ましてや

　それで 心身ともに

　バランスを崩してしまうことはない。

　東洋医学 で

　この 確率を上げるべく治療は可能 です。

　そうして

　治療を受けていただくことで

　その確率は高まっている実感もあります。

　が、

　その前に、

　そもそもの確率が

　それほど高くはないことを

　あらかじめ

　頭にしっかりたたき込んでから

　きちんと覚悟した上で

　体外受精に臨まれることをオススメします。