医者いらずになるのか?
AI。
『愛』ではありません。 『エー・アイ』と読みます。
ご存知かとは思いますが、 人工知能 のお話です。
大辞林という辞書で 調べてみたところ、
学習・推論・判断といった 人間の知能の持つ機能を備えた コンピューター・システム
のことらしいです。
1950年代に 開発が始まったそうで、
最近では 大量のデータを AIが自ら学習する手法が登場し、
チェスや将棋、囲碁の プロ 対 AI での勝負の勝ち負けが 話題になっていますよね。
医療 の世界にも すでにAIが投入され、
すでに 病気の画像診断に使われていたり、
膨大な論文や症例を基に正確な診断、 治療方法を探し出せるようになってきています。
米IBM社の "ワトソン" というAIは 診断が難しい 60歳の女性患者の白血病を
10分程で見抜いて 適切な治療法を助言し、 女性の回復に貢献していた。 なんていう実例もあります。 (共同通信より抜粋)
この話、日本の話です。
白血病と ひと口に言っても その中には様々なタイプがあり、
タイプによって 最適な治療方法は変わってきます。
2種類の抗がん剤治療を 半年間、続けいていたそうですが、 なかなか回復が遅く、 敗血症などの危険な症状も出ていたそうで。。。
そこで ワトソンにデータを入力すると、
ものの10分ほどで タイプを見抜き、 治療法まで答を出したと。
その結果、 女性は数ヶ月で回復して退院。
素晴らしい 話です。
このまま 時代が進めば、 医者いらず になる日が来るかもしれませんね・・・
東洋医学 も いずれこうなっていっちゃうのかなぁ・・・
そうすると 単純に我々は仕事を奪われてしまう訳で・・・
正直、 困ったことになります。。。
ただ 患者さんからすれば、
良くしてくれるのが 人間 だろうが AI だろうが どちらでも構わないのが正直な想いでしょう。
でも、 医療って 単純にそういうもんではない! と、信じています。
人間 と 人間 だからこそ 通じ合えるものがある。
コンピューターでは 割っては入れないものがあると 信じています。
それが・・・ 愛。
そういう面では まだまだAIには負けないんじゃないかな。
そうなると、 こちらの 人間力 が大切になってくる。
人生を通して こちらも人間力に磨きをかけなければなりません。
日々、これ精進!!
とにかく それだけを信じて、 これからも邁進していくしかないですよね。。。
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