補完代替療法？？？

　とある新聞の

　毎週、掲載されている

　健康情報みたいな記事より･･･

　西洋医学を補う存在の

　補完代替療法

　　　　　　　　　　　（毎日新聞より抜粋）

　というタイトルが付けてありました｡｡｡

　そこには

　ヨガと漢方薬の話が掲載されていました。

　乳がんの患者さんの話で、

　手術を経て3年を待たずに

　骨や肺などに再発移転して以降、

　抗がん剤による治療を続けながら

　週2〜3回、ヨガに通い続け、

　生活の質が改善されていると。

　さらに、

　手術や抗がん剤治療と違って

　『身体に優しい』

　『副作用が少ない』といったイメージがあり、

　漢方薬に期待を寄せる

　患者さんは少なくないと･･･

　確かに

　これらは事実でしょう。

　ですが･･･

　この記事のスタンスは

　あくまで 西洋医学を補完 している医学としての話。

　これは

　西洋医学 の おごり じゃないでしょうか？？？

　確かに

　現在の日本の医学の主流は

　西洋医学でしょう。

　その立場からすれば

　東洋医学 や ヨガ などは

　西洋医学を 補完 してくれる医学かもしれない。

　しかしね、

　東洋医学には東洋医学の、

　ヨガにはヨガの 本質 がある訳です。

　それは

　西洋医学には ない考え方 な訳です。

　西洋医学とは

　異なった考え方 なのです。

　西洋医学を補完 している訳じゃない。

　別物 じゃないか？ と、考えるのです。

　それをロクに理解せず、

　上っ面を知ってるだけで

　あたかも知っているような顔をする

　お医者さんの多いこと｡｡｡

　もちろん、

　東洋医学 にも ヨガ にも

　足りない ところはいっぱいあります。

　西洋医学 が

　秀でている部分 があります。

　お互いがお互いを

　相互に補完 している面は確かにあります。

　しかしそれは

　西洋医学が主で

　東洋医学やヨガが従な訳ではない。

　お互いの得意・不得意をよく理解して

　得意な面を 活かし合う のが

　患者さんのためになるんです。

　そのために

　ある程度はお互いのことを知っておく。

　それから先は

　小手先の知識を繰り出すのではなく、

　その道の専門家に任せて

　患者さんのために何がベストなのかを

　知恵を出し合う姿勢が大切じゃないかなと。

　大切なのは

　患者さんの いのち、笑顔 なんですから。