健康を貯金する

　東洋医学というものは

　無理矢理、健康を創り出すもんではなく、

　自然に身をゆだねる医学です。

　何が言いたいのか？と言われると･･･

　東洋医学というのものは

　自然治癒力みたいなものを

　大切にしている医学ということ。

　けっして治療家の力で

　無理矢理、健康になる方向に

　引っぱって持ってくような医学ではなく、

　健康になるように身体のスイッチを押して

　あとは

　あなたの身体任せみたいな医学なんです。

　もっと簡単に言うと、

　スイッチを入れたら

　自然に任せるような医学です。

　ですから、

　治療のゴール地点まで到着してない内に

　とりあえず痛みが取れたからとか

　症状が楽になったからといって

　そこで治療やめて無理なんてしちゃうと

　すぐにぶり返したり悪化したりする訳です。

　だって

　根本的な部分はまだ治ってないから

　当たり前の話なんですよね。

　普段、少々無理をしても

　なんとかなるのは健康の貯金があるからなんです。

　ですが･･･

　何かしらの症状が現れている時ってのは

　健康の貯金を使い果たしてるようなもの。

　治療して痛みが取れたとしても

　それは借金を返して

　プラスマイナス0になったくらいのもの。

　そこで無駄遣いすると

　すぐにまた借金に追われる訳です･･･

　つまり、

　東洋医学的な考え方からいくと、

　治療のゴールは

　とりあえず良くなることじゃなくて、

　健康を貯金できて

　初めて治療のゴールになるんです。

　健康を貯金できるまではガマン！！

　貯金できてない内は

　無理しちゃイケマセン！！

　どうぞ、ご自愛ください。