体外受精の真実
日本で2015年に行われた 体外受精は42万4,151件で、
赤ちゃんの約20人に1人に当たる 5万1,001人が生まれたとの調査結果を 日本産婦人科学会がまとめた。
治療件数も出生数も過去最多を更新した。
朝日新聞より抜粋
20人に1人。
体外受精で生まれてきた子が 小学校1クラスに2人くらいおる計算。
普通のことになってきた感じですね。
体外受精の 日本での歴史を振り返ってみると 1993年に東北大学で初めてのお子さんが誕生してから34年。
2015年までに 合計で約48万2,600人のお子さんが 体外受精で生まれてきたそうです。
自然妊娠はもちろんのこと、
体外受精でも 年齢が高くなるにつれ 妊娠成功率、出産率ともに低下します。
30歳で21.5%、35歳18.4%、 40歳9.1%、42歳になると4.5%。
40歳を超えると 確率論的には一気に下がることが見て取れます。
治療で妊娠したけれど 残念ながら流産してしまった確率は、
30歳で16.5%、35歳で20.1%、 40歳で34.6%、42歳で45.9%。
こちらは40歳を超えると 確率論的に一気に上がることが分かります。
ここまで挙げてきた数字。
読み解いてみれば いろいろなことが分かってくるのですが、
みなさん 体外受精をすれば 妊娠に近づけるとお考えかもしれませんが・・・
そもそもの割合を見てみれば、 出産に至るまで いわゆる体外受精が成功したケースというのは たったの12%しかないのです。
8回に1回しか 出産にまで至らないという訳です。
あくまで確率論で こういう言い方が正しくはないかもしれませんが、
1回30〜40万円で 8回やってみて1回成功する。。。
高い、安いの話ではないですが、 お金がなければ体外受精に臨めないとも言えそうです。
ただこれも 全体での話ですから、
高齢になれば 8回では済まないとも言えます。
先ほど挙げた数字を見直すと、 40歳なら出産にまで至る割合はわずか9.1%。
1割を切る数字。
この成功率を 高いと考えるか低いと考えるかは 人、状況、考え方などによってそれぞれです。
流産してしまう確率は 40歳を超えると34.6%。
妊娠判定して やっと妊娠できた♪ と喜んでも 3回に2回は涙を流すことになる・・・
42歳になると45.9%。
約半数の人は涙にくれるということになります。。。
これらはすべて 数字上の確率論です。
体外受精1回目で 妊娠・出産に至るケースもある訳です。
その違いは何か?
それは・・・
あなた自身が 妊娠しやすい身体であれば、
1回で出産に至るケースも 充分にあるということです。
つまり 体外受精を始める前に 妊娠しやすい身体に整えておけばいい。
そこで力を発揮するのが 東洋医学なんです。
ホルモン剤を使って 無理矢理身体を作ってみても 薬が切れれば身体はすぐに戻る・・・
そんな身体では 赤ちゃんにとって居心地が良いはずがありません。
身体を根本から整え直して 赤ちゃんにとって本当に居心地の良い身体を創っていく。
東洋医学は 受精・妊娠・出産を 人工的な手段でお手伝いすることは出来ません。
しかし、 根本の所を整えるお手伝いは出来ます。
どちらが 優れているという話ではなく、
両方のメリットを活かし 両方のデメリットを補い合う。
そうして あなたが赤ちゃんに会える可能性を 少しでも高めるお手伝いを・・・
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