食欲の秋・・・
脳内で食欲を抑えられなくなるメカニズムを発見したと、
基礎生物学研究所 (愛知県岡崎市) などの研究グループが発表した。 朝日新聞より抜粋
食欲が抑えられなくなるメカニズム・・・
気になりますね。
脂肪細胞から放出される レプチンというホルモンが脳の摂食中枢に作用すると 食欲は抑えられるんですが、
肥満の人は レプチンの働きが低下して 食欲が抑えられなくなっている。
ここまでは分かっているそうです。
ですが・・・
肥満の人では なぜレプチンの働きが低下するのか?
ここのメカニズムが よく分かっていなかったんです。
それが今回の研究で 脳内にある『PTPRJ』という酵素が レプチンの働きを抑えているようだと。
肥満で脂肪が多くなると 脳ミソの中に『PTPRJ』が増えて レプチンの働きを抑えているようだと。
ということは・・・
『PTPRJ』の働きを抑えることができれば、 食欲を抑えることができて肥満を解消できる♪
じゃぁ 『PTPRJ』の働きを抑える薬を開発しましょう!!
っていうのが 西洋医学のやり方ですよね。
ただ、これって あまりに短絡的・・・
確かに『PTPRJ』の働きを抑えれば 食欲は抑えられるでしょうけど、
『PTPRJ』っていう酵素は 食欲のコントロールのことだけでしか働いてないんでしょうか???
他の働きも持っていたとしたら 身体に悪影響が出る可能性は充分にある。
副作用みたいな反応がね・・・
体重を数%減らすだけで 糖尿病やら心疾患のリスクを減らすことができる。
じゃぁ、無理矢理抑えれば・・・ と考える安易さに
現代科学の危うさを感じることが たくさんあるんですよね。。。
西洋医学が 悪いって訳ではないですが、
時として、 安易過ぎで短絡的過ぎることが多々ある・・・
効果は見えやすいかもしれないですが、 人間を全体としては視ていない感じ・・・
人間のごくごく一部を 切り取って見ているような感じがします・・・
これからの季節、収穫の秋。食欲の秋。
どんどん美味しいモノが 出回ってくる季節ですよね。
美味しいのは嬉しいことですが、 太ってしまって身体に負担がかかってしまうとね・・・
太る理由はごくごく簡単です。
使う以上に食べるから。
食べたなら動いて使えば良い。
身体を動かすことで 太りにくい身体にもなりますし、 筋肉が付いたり、心肺機能なども上がります。
安易な考えでなく、 当たり前のことを当たり前に・・・
それが 東洋医学の考え方です。
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