食生活から・・・
10代後半の女性がダイエット後、 数年にわたって月経時痛がひどくなるっていう 研究があります。
朝食を抜く = 月経時痛 っていう関係性を
にわかに信じられないかもしれませんが きっちりと研究論文があるんです。
その論文を執筆したのが 金沢大学の藤原 浩 教授 (産婦人科学)。
今度はその藤原 教授が 若い女性の ダイエットや朝食を抜く生活が
妊娠や女性特有の病気に 及ぼす影響を調べるために 実態解明に向けた研究に乗り出していると。
まだ 研究結果は出ていないようですが、
食生活の乱れは 何かしら身体への悪影響があることは 間違いなさそうですよね。
とくに 思春期以降、20代くらいまでの女性ってのは
生殖機能が 成長・成熟する時期であって 食事の影響は大きい。
この時期の 過度なダイエットや食事の乱れは
妊娠・出産に悪影響を及ぼす可能性は 十二分にありうる話ですよね。
なかでも 朝食っていうのは 非常に大切なものだと思っています。
なにせ 晩ご飯を食べてから朝ご飯を食べるまでに どれくらい時間が空くと思いますか?
たとえば 夜8時に晩ご飯を食べて 朝7時に朝ご飯を食べたとすると 11時間も間が空きます。
およそ半日・・・
それでいて 朝食抜きになると 昼の12時に食べたとすると 16時間もの間が空く訳です・・・
これではお腹も空くでしょうから お昼に一気にドカ食いになっちゃうでしょうし、
その空白の時間の間、 身体の中では栄養が枯渇する訳です。
身体の中のリズムは 確実に狂うでしょうよ。
朝食をちゃんと食べることによって 1日の食事のリズムを作りやすくなります。
朝食をそれなりの時間に ちゃんと食べるようにすると 昼ご飯でドカ食いすることがなくなり、
そうなると 夜ご飯の時間にはお腹が空くので 夜ご飯があまり遅くならなくなる。
そうすれば また朝にはお腹が空く様になるのです。
仕事や学業などで お忙しいのは分かります。
でも、 それはあなたのご都合。
身体の方は あなたのご都合を聞き入れてはくれないのです。
身体のリズムが どんどん狂っていくだけなのです。
身体のリズムが狂うのは なにも食生活の話だけにとどまりません。
おそらく ホルモン分泌のリズムやなんかも 狂ってくるんじゃないでしょうか・・・
それが 月経周期のリズムも狂わせ
ついには 妊娠・出産にも 悪影響を及ぼすんじゃないでしょうか。
食事の内容も 大切なんですが、
食事のリズムも とっても大切なことだと思います。
朝食をちゃんと食べられるように。
そんな生活リズムを作ってはいきませんか。
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