医療に頼らない
最近は いろいろな論文が出ていて
実は医療があまり発展していない方が元気な人が多い なんていう指摘もあるんです。
ご存知、 メロンで有名な北海道の夕張市。
2006年に 財政破綻してしまって 今でも「財政再生団体』として
そこからの卒業を 7年後の2016年に定めて頑張っておられます。
その時、 市立病院が消滅してしまったんですが、
19床以下の診療所(クリニック)だけが 唯一、残ったそうです。
ちなみに 当時の高齢化率は45%。
この数字は けっこうな高齢化を示す数字です。
普通に考えれば、 病気したら入院できないので・・・ ということになるのですが、
夕張の人達は お互いに自助と公助で しっかりとやってきてるそうなんです。
するとね、 案外、医療費がかかってない という現象になってきたと。
またね、 こんな話もあります。
日本には 世界に誇れる『国民皆保険制度』があって
フリーアクセスで どこにおっても病院を受診できる。
でもね、 考えてみてください。
都会に住む人は ちょっと大きな病院くらいなら すぐにでもかかることができるけど、
どんなに最先端の医療が備わった 病院があったとしても
あまり遠くまでは 通えないってのが現実ですよね・・・
結局、 自分の生活圏内に高度な医療がなければ
生活圏内の そうでもない病院に行かざるを得ない。
そう思いませんか?
でもね、 ここでも案外、
そういう環境にいる人たちの方が 『健康寿命』は長かったりするんです。
う〜ん・・・
考えさせる事実です・・・
高度な医療を備えた病院が 必要ないと言うつもりはありません。
でもね、 高度な医療 = 健康 という訳ではなさそう・・・
そう考えると もう少しいろんなことを しっかりと考えないとイケない。
命の長さも大切ですけど、 命の質もしっかり考えないとね・・・
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