意外と多い『自然妊娠』
妊娠しにくくなると 盛んに言われ出す30代後半の女性でも
実際に妊娠した方に 話を聞いて調査をしてみると
いちばん多かったのは 自然に授かったという事実。
自然に授かった方は
20代後半で9割。
30代前半で8割。
30代後半で7割。
40代でも6割。
だいたい5歳、歳を重ねるごとに 1割ずつ減少するんですけど、
それでも 自然に授かったと答えた方が多かったと。
不妊治療に 一生懸命取り組めば取り組まれる方ほど
パートナーとの 営みから遠ざかる傾向が見られるんですが、
これは 間違いなんですよね・・・
不妊治療で 人工授精をしていても 体外受精に臨んでいても
パートナーとの 営みは大切!! なんです。
考えてみてください。
営みなしで ホルモン剤などをせっせと投与して 妊娠のサイクルを作り出すことは大切ですが、
自然の営みの中で繰り広げられる 身体内で起こる絶妙なサイクルには 到底及ばない訳です。
いくら 擬似的な状況を作り出したとしても
パートナーに触れられ 気持ちが徐々に高まっていき
実際に行為に及ぶ中で 脳の方からホルモンが分泌され
身体をめぐって 生殖器に作用していく。
この絶妙な 妊娠のサイクルってのは 人為的にはなかなか作り出せない。
もちろん 病院で処置してすぐとか 営みを慎むべきタイミングはありますが、
不妊治療と並行して 営みをもっても何も問題ない。
むしろ 人工的な不妊治療の効果も 増大するっていうものです。
不妊治療を始めると どんどん人工的、人為的になってしまって
子どもを作るみたいな 意識に陥る方って多い・・・
違うんです。
子どもは作るものじゃない。
やはり 子どもは授かるものなのです。
いろいろ 努力して臨まれていることを 否定するつもりはありません。
ですが・・・
事実として 自然に授かったということを 今いちど、心に刻んでいただきたいのです。
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