快眠を目指そう!!
暑苦しぅて寝られん・・・ という方もいらっしゃるでしょう・・・
近年は 夜でも暑いですもんね・・・
さりとて 冷房を点けっぱなしだと 体調を崩しやすいし・・・
扇風機の風も 朝起きたら身体がだるくなるし・・・
いったいどうすればいいのか?
まず、 人の生体システムを 正しく理解することから始めないと 快眠への道には近づけません・・・
ということで、 まずは生体システムを学んでいきましょう。
人は汗をかくことで 身体の内側の熱を発散して 体温を下げています。
ということは、 汗をかきにくい状態というのは 非常に暑く感じることになります。
それから 眠くなるには
身体の奥底の深部体温というものが 2〜3℃くらい下がると 一気に眠くなってくるもんなんです。
あと 明るいと目が覚めやすくなる。
これは ご経験からもご存知かもしれません。
ということは・・・
まずは 汗をかきやすい環境を整えること。
日本の夏は 非常に高温多湿で汗をかきにくい環境。
ましてや 窓を閉めっぱなしで風のない湿内では
汗をかいても 汗が乾かずに身体の表面で留まって
結果的に 汗をかきにくくなる・・・
なので、 湿度を下げて 身体の表面の汗は拭き取ってあげると
結果的に汗をかきやすくなって 涼しく感じれて眠りやすくなります。
それと同時に 室内に空気の流れ、気流をつくってあげる、
つまりは 室内に風が吹いていると 汗が乾きやすくなる訳です。
ですから、 除湿機かエアコンのドライ設定で 室内の湿度を下げて、
扇風機回して 風を作ってあげれば良い。
しかし ここで注意が必要!!
ドライでも温度を下げ過ぎると 身体が冷え切ってしまって 逆に汗をかけなくなるし、
扇風機の風を まともに直接身体に受けると
これも冷え過ぎて 汗をかけなくなって 翌朝、だるくなるのでね・・・
具体的には ドライ設定の28℃くらいで
扇風機の風は直接、身体に当たらないように 部屋の空気をかき混ぜるつもりで使ってください。
次に 深部体温が2〜3℃下がるタイミングで 眠りに着くように生活すること。
これで一気にグッと深い眠りに入って グッスリ寝られるようになる。
ですから、 寝る2〜3時間前にお風呂に入ると
寝ようと思う時間に ちょうどいい具合に眠気が来てくれます。
あまり早くお風呂に入って 眠気が来たのに起きてると寝れなくなります・・・
それから 冷たい飲み物、食べ物を食べると 一気に深部体温が下がってしまうんで、
これも 逆に眠りの妨げになっちゃう・・・
氷枕なんてのも 首を冷やし過ぎて 体温中枢を狂わせて眠りを妨げちゃう・・・
使うなら 冷却シートくらいまでに。
逆に お腹を冷やしてしまった場合には 温かい飲み物でも少し飲んでもらって
深部体温をリセットすれば 眠りやすくなることも多いです。
最後に 明るいと寝られない・・・ についてですが、
夏場は夜明けが早いんで カーテンを閉めて暗くして寝る方が 最後までグッスリ寝られます。
その他にも 最近の鉄筋コンクリートの住まいは
建物自体が 日中に熱を吸収して
夜になって 蓄えた熱を部屋に放出するそうで、
この放射熱っていうのは 5時間後くらいがピークを迎えるそうで
寝ようとするくらいに ちょうど部屋が温められると・・・
ですからね 寝る前までに
部屋をいったん冷房で冷やして 部屋の粗熱を取っておくというのも有効だそうです。
昔ながらのやり方をご紹介すると すだれやよしずを立てかけておいて そこに水をかけてあげると
外気温より2〜3℃低い風が発生して グッと寝やすくなりますよ♪
ご紹介したコトの いくつ実践できるかは分かりませんが、
今年の夏は ひとつでもふたつでも できることを取り入れてもらって
快適な睡眠につながれば 幸いではございます・・・
|
Copyright ©2011-2024 Kikuichi-do. All rights reserved プライバシーポリシー