お腹を整えよう!
腸内細菌の状態が変わると 飲んだ薬の効き目や副作用も変わる可能性があることを 大槻 純男 熊本大教授 (微生物学) らのチームが 動物実験で見つけた。 共同通信より抜粋
腸内に細菌が住む通常のマウスと 腸内細菌が居ない無菌マウス、
抗生物質を数日間与え、 腸内細菌を減らしたマウス、
この3種類のマウスについて 肝臓や腎臓で薬の解毒や排出に 重要な働きをするタンパク質を詳細に分析したと。
すると・・・
腸内細菌がいないとか少ないマウスだと 解毒や排出に関わる複数のタンパク質の量や働きが 通常よりかなり低下していたと。
なんでこうなっているかは 詳しくは分かっていないそうですけど、
もしかしたら 腸内細菌がこういったタンパク質を作り出していて
そのタンパク質を 肝臓や腎臓で利用しているか、
腸内細菌が 薬に何らかの影響を与えていて
変化した薬のせいで 肝臓や腎臓でそのタンパク質が できてくるのかもしれないですね。
まぁその辺りのことは どっちでもいいんですが・・・
近年、注目を集める腸内細菌によって 薬の効き方すら変わってくるかもしれないってことは
食べる物とか 生活のあり方次第で 大きく健康に影響を及ぼすってことだけは 明らかになりましたよね。
こんなことは 東洋医学では数千年前から 言い続けていることなんですが、
それが 現代科学の発展で裏付けられてくるという。
ちなみに 東洋医学では
腸内細菌の住む大腸と 呼吸器系をつかさどる肺は 表裏の密接な関係があって
呼吸を整えることで 腸内環境を整えるのに 重要になっているのかもしれません。
もちろん 発酵食品なんていうのは 腸内細菌にとって抜群の栄養になりますからね。
発酵食品と言っても 東洋医学的にいくと、
ヨーグルトなんかよりも ちゃんとしたミソとかちゃんとした漬物とかね。
納豆なんかも もちろんいいですし、
お隣、韓国の キムチなんかも良いです。
ヨーグルトは お腹を冷やしてしまうし、 日本人には不向きなんですよね・・・
温故知新じゃないですけど、 古いことに秘められた知恵もある♪
それが 科学的に解明されていけば、
胡散臭いと言われていることも みなさんが信用してくれるようになるんで、
これからも 科学的な解明を期待しつつ、
身体に良いと思われることを これからもキッチリ発信していきたいと思います。
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