内膜をふかふかに♪
不妊治療において重要視されるのが、 子宮内膜の厚み。
西洋医学的には 排卵時に15mm以上が理想で、
ホルモン剤を使っても なかなかこの厚みにならん方もいらっしゃる・・・
最低でも 10mmを越える厚みが欲しい所ですが、
厚みがあっても 冷たい、硬い感じのベッドじゃ 赤ちゃんも宿ってくれない・・・
イメージしてください。
厚みのある、温かくて、ふかふかのベッドなら 赤ちゃんも心地よさそうじゃないですか。
干してお日様をしっかり浴びた 布団って気持ちいいですよね。
東洋医学的に診て 内膜が薄い方っていうのは、
生殖をつかさどる 腎が弱いとか弱っている方、
子宮に酸素や栄養を運ぶ 血の不足が大きくなっている方。
腎が弱い あるいは弱っている方は
ムダに消耗しないように 腎を温存してもらうように生活を変えてもらいつつ
腎を補って 腎を建て治していきます。
血の不足が激しい方も まずは生活習慣を見直しつつ
血の不足を補って 血の量を増やしていくように治療します。
詳しく診ていくと 腎の弱りも血の不足も理由は様々あるので、
その方、ひとりひとりに合った 養生方法をアドバイスさせていただいたり、
おひとり、おひとりに合った 治療方法で治療は進めていくんですけどね。
いちばん問題なのは・・・
ホルモン剤を使っても 子宮内膜の厚みが出てこないっていう方。
身体のメカニズムを 考えてみれば分かるんですが、
ホルモン剤を投与すれば 強制的に子宮内膜は厚くなるハズなのに 厚みを増さないというのは
ホルモン剤に対する 子宮内膜の感受性が低いから。
もしくは 子宮までホルモン剤が届いていないから。
東洋医学では この原因を瘀血と考えています。
血流をジャマする瘀血があると ホルモン剤が届きにくかったり、 感受性が下がってしまうのです。
血流さえ良ければ ホルモン剤の投与は必要ないケースすらある。
それなのに 病院ではホルモン剤を追加する。
他に手がないからなんですね。。。
東洋医学が 勝ってるとは言いませんが、
西洋医学で巧く行かない時には 東洋医学の考え方、やり方で巧く行くことも多い。
なぜなら 考え方が根本から違うから。
つまり、 補い合える可能性があるからなんですよ。
もし、巧く行ってない時には 東洋医学っていう手もあるんだな・・・ って思い出してもらえれば。。。
本年もよろしくお願いいたします。
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