健康は『オナカ』から♪

　友達の飲食店で

　お店のキャッチフレーズみたいに

　メニューなんかに書いてある言葉。

　これが素敵なんですよ。

　幸せはオナカからはじまる

　っていう言葉。

　食べることが好きなんで

　この言葉がものすごく気になって

　『まさに、その通り！』って

　思ったのかもしれませんが、

　今日は

　そんな言葉をお借りして･･･

　健康はオナカから♪

　ってお話を。

　米医学雑誌

　『ネイチャー・メディシン』に掲載された

　大阪大学などの研究グループが発表した

　研究結果によりますと･･･

　大腸がんには、

　予後の良いものと悪いものの両タイプがあり、

　その原因には

　腸内細菌が関係している｡

　とありました。

　大腸がんの組織には、

　がん細胞を攻撃する免疫機能をつかさどる

　リンパ球の一種、『T細胞』というものがあります。

　これを詳しく調べてみると･･･

　予後が悪い症例では

　がん細胞への攻撃を抑えるタイプが多くて、

　予後が良い症例では

　がん細胞への攻撃を後押しするタイプが

　多かったんだそうです。

　さらに

　予後の良い症例では、

　腸内細菌が

　がん組織の中に入り込んで炎症を起こし、

　さきほど紹介した

　後押しするタイプを増やす働きを

　していたんだそうです。

　これは･･･

　腸内細菌のバランスを

　えぇ具合に整えてあげれれば、

　もしかしたら

　大腸がんの予後を

　コントロールできるかもしれない。

　そういった話につながる。

　これまでも

　あちこちで言い尽くされてきましたけど、

　腸内細菌というのは

　免疫にも深く関与しているんです。

　つまり、

　オナカを大切にしてあげれば

　健康につながるっていうこと。

　もちろん

　何を食べるとより良いかとか、

　何を食べるのは止めた方が良いかとか、

　詳細な話をすれば

　いろいろあるんでしょうけど、

　まずは

　とりあえず食べときゃえぇわ！

　カロリーさえ入れときゃなんとかなるわ！

　みたいな食生活は

　多少なりとも改めてもらって、

　できれば

　和食中心で旬の物を

　美味しくいただくようにしてみませんか？

　というのは、

　和食には優れた発酵食品が

　食材から調味料からたくさんあって、

　それらは

　腸内細菌の働きを助けてくれるのです。

　できれば

　ホンモノの食材を、ホンモノの調味料を、

　と言いたいところですが、

　まずは

　旬を意識して食べることを

　実践してみませんか？

　それができるようになれば

　また詳しいお話はいくらでもさせていただきます。

　まずは

　健康はオナカから♪を

　意識してもらって･･･