産後を甘くみていませんか?
十月十日の妊娠を乗り越えて、 無事に出産を終えたと思ったら、
休む間もなく 育児が始まる・・・
お母さんって ほんとうにすごい!! って心から思います。
そういう意味では、 肉体的に若い内に子どもを産むってのは 理に適った理想ではあるんですが、
最近では 晩婚化と高齢出産というのが現状で、
それだけ 体力的にもしんどいでしょうから、
それでも 妊娠・出産・育児をこなす お母さんってほんとうにすごいな! と。。。
そこで気になるのが 産後・・・
産後について どう考えてらっしゃいますか???
里帰り出産をして おばあちゃん、おじいちゃんに助けてもらいながら 産後を過ごしていく。
これは比較的、昔から 日本では取り入れられた風習なんですが、
なぜ、そうさせてもらうか? ご存知でしょうか?
自分の親御さんに 育児を任せるためではないんです。
そんなために 親御さんに助けてもらうためじゃないんです。
すべては 妊娠・出産で疲れ、 傷付いた身体を癒やすためなんです。
そういった考え方が 抜けてしまっている方が 多くなっているような気がします・・・
正直、 産後を甘く見ていませんか? と、思う方が増えている気がするのです。
妊娠中、 お母さんはお腹の中の赤ちゃんのために 我が身を削ってでも大きく育て上げていく。
出産時、 お母さんは渾身の力を振り絞って 我が子を産み落とす。
出血もありますし、 相当な体力も消耗する訳です。
それでも 産後すぐに休みもなく、
オムツを替えて おっぱいを飲ませて
夜中も起こされ 休みもなくお世話をしてあげる・・・
それでも お母さんは
寝てたい身体を、 しんどい身体を突き動かして 甲斐甲斐しくお世話をやり通す。
だからこそ 親御さんの助けが必要なんです。
環境の問題や 金銭的な問題から 産後すぐに働かなければならない・・・
そういう方も 確かにいらっしゃいます。。。
それなら致し方ないにしても 助けてもらえる環境にあるからと 親御さんに甘え過ぎになってはイケません。
あくまで 産後の肥立ちをよくするために 助けてもらっているんだということを忘れないで欲しい。
産後の養生が巧く行かず、 産後の肥立ちが悪ければ、
後々、お母さんの身体に 異変が起きることを覚えておいてください。
産後のそんなあなたを助けてくれるために 親御さんはあなたをサポートしてくれているのです。
お母さんが 元気でおってくれんと 可愛い孫が元気に育ってくれない・・・
可愛い孫のためにも お母さんであるあなたを助けてくれているのです。
産んで直後は お母さんも気が張っていたりして、
気力だけで 動き回れる方もいらっしゃいます。
でも、それで 動き回っていたら 後々、大きなしっぺ返しを食らうことになりかねない。
産後を甘く見ないでください!
産後の養生をしっかり取ってください!!
東洋医学では そのためのサポートしていけますから いつでもお気軽にご相談ください。 |
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