千尋の谷に落とす
獅子は我が子を 千尋の谷に落とす。
可愛いわが子に あえて試練を与えて試す。 (故事ことわざ辞典より)
こういう話をすると 時代にそぐわないんでしょうかね。。。
でも、 時に厳しい課題を 自分の力で乗り越える経験を
厳しくも温かい目で見守ってやるってことは 大切なことなんじゃないでしょうか。
高齢出産の方は 金銭的にも精神的にも 生活に余裕がある方が多いという傾向があります。
また、 遅くに授かった子だけに
わが子を大切に思い、 可愛がって育てる方が多い。
けっして悪いことじゃないし、 若い人でも大切に可愛く思って育ててますがね。
ただこういった傾向は 必ずしも子どもにプラスに働かない。
そういったこともあります。
キャリアに自信のある母親は 小さな子どもに対しても自分の尺度で 自分と同じ能力や成果を求めたり、
過度な期待を ついつい抱いたりしてしまって・・・
子どもにしてみたら いい迷惑でしょうね・・・
もっと自由に のびのびと生きたいでしょうよ・・・
子どもの存在が あまりにも大きくなっちゃうと、
親の愛情は いつのまにか親のエゴに すり替わってしまうことがよくあって、
自己満足のために 子どもを振り回すようになりやすい・・・
確かに 親にも理想の子育てってありますよね。。。
でも、理想通りにならないのが常で 親もそのうち諦めるっていうか 折り合いを付けていくものなんでしょうが、
こういったふうに 子どもに理想を追求しすぎる育児は
完全に仕事を辞めて 二人ぼっちで過ごすお母さんに 多い傾向だそうです。
自分が子どもの時には 親のそういった態度はあれほどイヤじゃったのに、
自分が親になると 気付かないうちについつい・・・
気を付けんとイケンですね!
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