寒風にさらす・・・
ウォームビズ。
冬季の地球温暖化対策の一環として 平成17年 (2005年) から政府が提唱している
暖房時の室温を20℃にして 快適に過ごすためのライフスタイルのことです。
つまりは 厚着をして暖房の使用量を減らして CO2の排出量を減らしましょうよという話。
もう15年が経過しとるんですね。。。
認知度はそんなに高くない気がしますが・・・
そんなことを誰かに言われんでも 冬場は寒いんで厚着をするわいね・・・と 思われる方も多いんじゃないかと思いますが、 こんなことはありませんか?
室内では暖房をガンガンに掛けて Tシャツ一枚で快適に過ごすみたいな・・・
これだと 確かに電気代はもったいないし、 CO2の排出量も増えちゃいますよね・・・
でも、 それよりも何よりも 健康にとってよろしくない・・・
東洋医学的には 冬場に温かくし過ぎて過ごすのは オススメできないんです。
寒くてカゼでもひいたらどうするんや? と、言われそうですが、
冬場には 冬場の過ごし方というのがあって、
ある程度、 寒風に身体をさらして 毛穴をキュッと引き締め
身体の内側から 陽気を漏らさないように過ごすのが 冬場の養生法なんです。
逆に夏場は 身体の内側から熱を発散して 身体を芯から冷ましていくっていうのが良い。
つまり 夏場はしっかり汗をかくべきなんです。
でも、最近の生活は エアコンが普及しだしてからくらいでしょうか、
自然な過ごし方とは まるで逆を張ってしもぅとることが多い・・・
そりゃぁ 体調を崩してしまう人が増えるのも仕方ない・・・
ウォームビズ。
まだまだ市民権を 得られてないかもしれませんが、
これを契機に 自然な過ごし方を 思い返してみるのも良いかなと。
ちなみに 冬場の過ごし方をもう少し詳しく。
先ほどもお話ししたように 寒風に身体をさらすために 暖房はホドホドに。
ジッとしていれば ちょっと肌寒いかな?くらいの室温にして
あとは 上着を重ね着して調節してください。
カイロを貼ったり ヒート〇ッ〇みたいな暖かくなる服のように
外から温めるのではなく、 保温していくイメージで。
それでいて 足元は冷やさない!
昔のすき間風が入る家で コタツで暖を取るっていうのは 実はすごく理に適った暮らし方じゃったんです。
上半身は どてらでも着て調節すりゃぁ 冬はどうにでもなるんですから♪
こうやって 冬場を健康的に乗り越えられれば 春先の花粉症も楽になるハズですから、
今年の冬は ダマされたと思ってお試しください。
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