理想でなくとも・・・
夢や理想を持つことは 大切なことですし、素晴らしいことだと思います。
人生にそう何度もない 妊娠や出産に理想を持つことも そのひとつ。
それ自体は良いのですが・・・
このコロナ禍で 県をまたぐ移動の自粛をお願いされて 里帰り出産を考え直すようにお願いされたり、
新型コロナコロナに感染した場合には お産の現場では基本的に 帝王切開での出産になったり・・・
他にもいろいろあるでしょう・・・
こんな風に 思い描いていた理想の出産には ならなかった・・・という方も多かったでしょうし、
このコロナ禍でなくとも これまでもそういう方はいらっしゃいました。
うちの考えとしても 自然分娩がいちばんだと考えていますし、
里帰り出産も 可能であるなら理想的くらいに考えています。
でも・・・
そんな理想が叶わなかったとしても・・・
妊娠や陣痛、出産は 母親の合格、不合格を決めるような 試験ではない!!
このことは しっかり胸に刻み込んでおいて欲しいのです。
どんな産み方をしようとも どこで産み落とそうとも
それで 優劣が決まる訳ではない!!
生まれてきてくれた 赤ちゃんが幸せか???
産み落としてくれた お母さんが幸せか???
それは大事な話ですが、 このことについては 産む時だけの話じゃないですから。
若い時からもより高い目標を設定し、 それに向かって努力を惜しまないこと。
決してあきらめずに 不可能を可能にすることを求められ続け、
それに応えてきた頑張ってきた人ほど 妊娠・出産でも高い目標を設定しがちです。
その目標を実現できた時には もちろん達成感を感じられるでしょうが、
その目標が思い通りにならなかった時には 失敗した・・・ そんな風に感じるのかもしれません。
それは大きな間違いです。
妊娠・出産だけで 子どもの幸せも、お母さんの幸せも 決まるもんじゃなく、
その後の方がよっぽど長いし、 そのウェイトの方が大きいんですから。
もしも産後に 出産が思い通りじゃなかった・・・
そんなネガティブな気持ちに 襲われてしまったら・・・
あなたの気持ちを 話せる相手を見付けてみてください。
話をすることで 気持ちを整理できる部分があるかもしれない。
話をすることで モヤモヤを吐き出せる部分があるかもしれない。
とにかく 一人で溜め込まないこと。
もし、 そんな相手が見つからなかったら お気軽にお声がけください。
肉体的に不調を感じていれば それこそお気軽にお声がけください。
東洋医学の知恵で いっしょに乗り越えていきましょう。
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