米を食べる・・・
妊娠、出産、育児には 気力、体力が必要です。
逆に言えば、 妊娠しづらい方っていうのは この気力、体力が不足しがちな方が多い・・・
もちろん、 それだけがすべてじゃないですが。
お母さんになるべく女性に 自分自身を養う以上に余力がなければ、
どうして 赤ちゃんが安心して宿ってくれようか?
生まれる前から 生命の危機を感じるところに 宿ろうとはしてくれないでしょう。
ですから、 お母さんになるべく女性には
常日頃から 気力・体力を養っていただきたい訳ですが、
東洋医学では 『気』というモノを非常に重視しております。
現代の『気力』と言えば、 『精神力』みたいな雰囲気が漂いますが、
東洋医学的な『気力』とは 『精神力』も『肉体力』も含めて その根源となるようなモノを意味します。
目には見えないけど、 『精神力』を発揮するにも 『肉体力』を充実させるにも
まず『気』が根底となって 身体をめぐっていると考えているのです。
気が充実していれば、 精神的にも肉体的にも健康ですし、
気が不足したり、 どこかで渋滞を起こせば
精神的にも肉体的にも 不健康を招いちゃうと考えています。
その『気』という文字。
元々、昔の字では『氣』と書きます。
この旧字体を分解してみると 『气』と『米』に分けられます。
『气』は 『米』を炊いた時に立ち上る 『湯気』を現しています。
また『米』は 四方八方に広がるエネルギーを現しています。
つまり、 米をいただくことで 身体中にエネルギーがめぐっていくのです。
歴史的にも、文化的にも 日本人は米をいただくことで 気力、体力を養ってきたのです。
カロリー的には パンでもいっしょじゃない? なんて思われるかもしれませんが、
食べ物っていうモノは そういうモノじゃありません!!
日本人には 米がよく似合うんです。
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