穏やかに死ねれない・・・
いきなり物騒な話ですが・・・
死が迫った状態で 心肺蘇生や気管に管を入れる気管挿管、 人工呼吸器の装着など
延命処置を あなたは望まれますか???
神戸新聞社が 『死生観やみとり』について 行ったアンケートでは
回復が見込めない場合は 95%の方が望まないと。
確かに 回復が見込めないなら そのまま最期を待ちたいなと。
ただ 『回復が見込めない』っていう判断が どこの段階でなされるのか?
って話になると また難しぅなってくるでしょ???
自分自身で感じた感覚なのか?
これは死ぬっていう兆候が 他人にも分かるくらいに現れるのか?
ひと昔前、 いや、ふた昔前くらいになるのかな?
技術的に延命処置の精度が あまり高ぅなかった時代には 自然に最期を待つしかなかった。
今から考えると それはそれで幸せな時代じゃったかもしれませんね。
現代のように 精度の高い延命処置を受けるようになると
生きているか? 死んでいるか?と言うと
生きているっていう状態を ある程度、キープできるようになった。
この事実は とらえようではあるんですが、
穏やかに死ねれない・・・ という事態を招いとるのかもしれません。
ただ、心臓が動いているだけ。
ただ、呼吸をしているだけ。
栄養を血管にダイレクトに注入していく。
その結果、 胸や腹に水が溜まって
しんどそうな形で亡くなっていく方が 非常に増えたような気がします。
昔ならば 食べられなくなって
だんだん痩せ細っていって 衰弱していく中で
それでも なんとなく穏やかに 亡くなられとったんですがね。
昔が穏やかじゃったんか、 今の方が穏やかなんか、
これは 個々人のとらえ方次第かもしれませんがね。
また 自分自身の最期と
わが子の最期とじゃったら 話が違うコトになるかもしれませんし。
なかなか難しい話ですけどね・・・
自然ではない形での最期を迎えるケースが だんだん増えてきとるんは間違いないかな。
あなたは 延命処置をどう思いますか?
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