シソの葉・・・
刺身のツマだったり 具材を巻いて揚げてあったり。
シソの葉のあの香りは食欲をそそる 食卓の名バイブレーヤー。
漢方薬でも よく使われる生薬の一つなんですが、
肺や脾 (胃腸)に働きかけ 体表を解し、気をめぐらせ、 魚の解毒をしてくれるとされています。
また、 安胎効果もあると言われています。
このシソの葉の香りの主成分、 ペリルアルデヒドに 腸内の炎症を抑制する効果があると
東京理工大学 基礎工学部の有村 源一郎 准教授と 東京大学の共同研究グループが突き止めたと。
刺身などの生ものに添えられているのは 食中毒に当たらないようになんて言われますが、
もしかしたら 生ものなど胃腸に負担をかける食べ物と いっしょに食べることで、
胃腸の炎症を発生させないように 予防効果があるなんてコトを
科学的に知るよしもない昔の人は 経験的に知っていたのでしょう。
そうして その経験の集積が 今でも受け継がれている。
これが素晴らしいコトで、 昔の人の知恵を これからも受け継いでいきたいモノですね。
ちなみに 1日に2〜3枚食べると 腸内の炎症を抑えてくれるそうです。
しかも これから旬を迎える食材。
料理に添えて美味しく、 そして健康にも役立つシソの葉を 美味しくいただきませんか。
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