土用、丑の日
今年は2度あります。 土用、丑の日。
一の丑は、7月24日。 二の丑は、8月5日。
昔は『土曜日』でもないのに なんで『どよう』って言ぅんかな? なんて思ってましたが、
『土曜』じゃのぅて 『土用」じゃったんですよね。
じゃぁ『土用』って何?って話ですが、 各季節の変わり目の時期を言います。
立春、立夏、立秋、立冬の前、 18日間が設定されとる訳ですが、
この時期は 季節の変わり目で体調を崩しやすいので、 とくに気を付けましょうね!という時期。
もう少し詳しく 東洋医学的に見てみると、
土用には脾胃(胃腸)がよく働いて エネルギーを全身に配っている。
エネルギーを 全身に補充しておいて 季節の変わり目を乗り越えましょう!という時期。
ただ 胃腸が一生懸命に働いて 全身にエネルギーを配っているってコトは
裏を返せば 胃腸が疲れやすいってコトでもあって、
そんな時期ですから 胃腸をいたわってあげるコトが 大切になってきます。
そこで 土用の丑の日には
うが付いて精の出る食べ物で 胃腸をいたわってあげましょうと。
その代表格がウナギ。
目や皮膚、粘膜を強くしてくれる『ビタミンA』に 疲労回復に役立つ『ビタミンB』、
骨や歯を強くする『ビタミンD』や 若さの秘けつ『ビタミンE』など各種ビタミンや
血管や頭にも良ぇ 『DHA』や『EPA』 という良質の脂質に
美容にも効果抜群な 『コラーゲン』なども豊富。
それでいて低カロリーなんで 胃腸をいたわるにはちょうどえぇ食べ物なんです。
他にも 疲労回復に効く『うめぼし』や
夏の水分補給にも効けば 多くなり過ぎた水分を絞ってもくれる 『ウリ系』のキュウリやスイカなどなど。
とにかく 胃腸をいたわりながら 栄養満点な食べ物を食べるようにする。
冷たい食べ物や飲み物、 食べ過ぎ、飲み過ぎにもお気を付けて。
それでも 胃腸がお疲れの時には 東洋医学でのサポートもさせていただきます。
|
Copyright ©2011-2024 Kikuichi-do. All rights reserved プライバシーポリシー